ミウラ折り

ミウラ折りとは、宇宙科学研究所(現宇宙航空研究開発機構)の三浦 公亮 名誉教授が考案した面の折りたたみ方法で、一軸方向に伸展するだけで開閉ができるため、人工衛星の伸展機構などに応用されています。

 実際にミウラ折りのメモ用紙等を作ってみると、意外と使いにくい事に気付く。ミウラ折りは、折り畳んだ時に一番前に出る面が常に固定である。このため、メモを書く際には一々開かねばならない。どうせなら模造紙みたいな大きなものを使えば良いのかもしれないが、模造紙は普通丸めるよね。
 人工衛星太陽電池パネルの開閉等に使われている仕組みであり、『斜めに引っ張る』『斜めに戻す』だけで開閉できるという利点はあるが、この利点が生きる機会は実生活の中にはあまり無いのが残念である。



 ミウラ折りの利点は展開と収納が楽に出来る事にあるのだから、その特性をもっと生かすべきだ。とにかく大きく開く。簡単に畳めるといった機会のある物…。
 だから、ミウラ折りのレジャーシート等が作れれば実用性は高いかも。

 『畳まれたレジャーシートを地面に置き、端を持って斜めにずっと引っ張るだけでシートが敷ける』、『畳む時はシートの端を持って対角線方向に歩くだけ』、『展開・収納がラクラクできます』
こんなのなら結構売れるんじゃあないかな?